空力特性がきわめて悪い機体を大推力のエンジンと多数の姿勢制御バーニアで強引に飛ばしているため(ガルマ・ザビ専用機が、ガンダムに主翼の片方を切り落とされても飛び続けていたことからも、翼の揚力にほとんど頼っていないことが伺える)、運動性は高いものの航続距離は短く、運用には母艦となるガウのサポートが欠かせない。
操縦席が機体より高い位置にあり、ミノフスキー粒子下の有視界戦闘を前提に設計されており、視野が広く取られている。スペースコロニー国家であるジオンの技術者たちは大気圏内航空機に関するノウハウも、試験飛行を行う場所もなく、コンピューターシミュレーションによって本機を開発したとされる。
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